岡部倫子「これがシュタインズ・ゲートの選択……!!」【#03】


最初から


一つ前から


441 : ◆/CNkusgt9A - 2015/12/01 19:30:08.98 13cm5L15o 320/2638

第5章 時空境界のドグマ♀


そこに広がっていたのは一面の荒野だった。
空は絶望色に染まり、雲は凍えるほど寒々しく漂っている。

そこから生命の残滓を感じることはできない。

......また変な夢か。最近多いな。疲れてるのか?


『オカリン、見ーつけた♪』


まゆりか。どうしてそんなところにいるんだ?
どうして、そんな、岩の上なんかに。


『ここはね、7000万年前の地球だよ』

『オカリンは、陰謀に巻き込まれて、タイムマシンでここに送られちゃったんだー』


ほう? それはまた、トンデモ話だな。


『まゆしぃはね、オカリンを追いかけて、たくさん、たっくさん、たーっくさんの世界線の、すべてのオカリンを探し続けてきたのです』


ということは、お前はオレの知ってるまゆりじゃないのか......


『でね、オカリンもまゆしぃも、ここで死んじゃうと思う』


でも、お前がそばに居てくれてよかった。まゆりはオレの人質だからな。


『きっと、7000万年後の秋葉原にいる、オカリンとまゆしぃまで、意志は連続していくんだって思うな』


ああ、それか。知ってる。
だって、その結論を導き出したのは他でもない――"あいつ"なんだから。


『だから、大丈夫だよ♪』


そうだな。後のことはすべて......


――"岡部倫太郎"に任せよう。

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