【シュタインズゲート】幻影のチェシャ猫【後編】



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496 : ◆VcesPlLqfg - 2015/03/29 18:05:15.91 pTo1J4Nw0 381/890

――12月4日(土)

鈴羽が1975年に行ってから、ラボの空気は何となく重かった。俺もまた桐生萌郁の動向が気になって落ち着かなかったが....

しかし、ようやく朗報が届いた。


紅莉栖「....よし、完成!」

平日の夕方にも作業を進めていた紅莉栖が、とうとう土曜日にタイムリープマシンを完成させたのだ。

紅莉栖「まあ、二日前までしか記憶を送れないから、完璧とは言えないけどね」

497 : ◆VcesPlLqfg - 2015/03/29 18:10:29.46 pTo1J4Nw0 382/890

岡部「おお、完成したか!よくやった、助手よ。だが、とりあえず実験はしない」

紅莉栖「ええ!?じゃあ、なんでこれを作らせたわけ?」

岡部「....保険だな。もしこの先、例えばクリスティーナがSERNにさらわれるようなことがあった場合、その記憶を持ってやり直せる、というわけだ」

前の世界線では、タイムリープで世界線を変えることはできなかった。未来は結局収束する。

....とはいえ、時間稼ぎにはなる。これは大きなアドバンテージだ。


紅莉栖「でも、本当にタイムリープが成功するとは限らない。もしかしたら、脳に深刻な影響が出るかも....」

498 : ◆VcesPlLqfg - 2015/03/29 18:15:17.60 pTo1J4Nw0 383/890

岡部「心配する必要はない。俺はお前の能力を信じている。そんな失敗はあり得ない、とな」

紅莉栖「お。岡部....って、あんた、もしかして何かあったら使うつもり!?」

岡部「当然だ。そのために作ってもらったんだからな」

紅莉栖「でも、本当に問題が起きるかもしれないのよ!?もしかしたら、脳に深刻な障害が発生するかも――」

岡部「心配してくれているのか?」

紅莉栖「ちがう!別にあんたのことを心配してるわけじゃないんだから!」


ダル「ツンデレ乙!」

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