フェイリス「凶真、凶真!遊園地ニャ!」


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:12:38.10 ID:FuiFZtqk0

20:05 メイクイーン+ニャン2 ロッカールーム

フェイリス「にゃあ、今日もいっぱいご主人様に喜んでもらえたニャ」

メイド「フェイリスちゃんはいつも楽しそうだよね~」

フェイリス「当然ニャ。楽しいからニャ~」

メイド「でも、あの人は来なかったね。ほら、あの白衣の人」

フェイリス「凶真のことかニャ?」

メイド「そうそう。あの人、よく見たら結構いい男だと思わない?長身だし。
私、告白しちゃおっかな~♪」

フェイリス「(ドキッ)えっ...きょ、凶真も隅に置けないニャ」

メイド「ふふっ。それじゃ、私はこれで。お疲れ様~」

フェイリス「お疲れ様ニャ~ン...」

ガチャッ


フェイリス「久しぶりにラボへ遊びに行ってみるかニャ...」




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:14:30.49 ID:FuiFZtqk0

20:20 ラボ

岡部「うーむ...困った」

ガチャッ


フェイリス「フニャァァァアアア!フェイリスニャー!
...って、あれ?凶真一人かニャ?」

フェイリスが、派手に構えを取ってラボに突入してきた。

岡部「フェイリス。...ああ、皆帰って行った。夜だからな」

フェイリス「ニャ~...突然現れて皆を驚かそうと思っていたのニャけど、失敗したニャ」

岡部「いつもならダルもいるのだがな...」

フェイリスはその時、テーブルに置いてある例のブツを発見したようで、目を丸くする。

フェイリス「そのテーブルの上にあるものは何なのニャ?」

岡部「ああ、これはな...遊園地のチケットだ。
今日、母から贈られたものなのだが...困ったことに、2枚とも有効期限が明日までなのだ」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:16:36.45 ID:FuiFZtqk0

フェイリス「遊園地、か...」

岡部「明日誰かと行きたいと言うのなら、これはお前にやろう。
狂気のマッドサイエンティストである俺には無縁の場所だからな...」

実はまゆりを誘ってはみたのだが、明日はコスプレ仲間と集まるとのことで、丁重にお断りされている。
ダルは「男二人で遊園地なんて誰得」とか言っていたし、
紅莉栖はいつものツンデレ台詞を連発し、結局断られた。

フェイリス「フェイリスは...」

岡部「ん?」


フェイリス「フェイリスは、凶真と一緒に行きたいニャ」

岡部「な...」

フェイリス「遊園地って、一人より二人で行くのが鉄則ニャ!
一人で行っても、あまり楽しくないニャ」

岡部「そういうものか...?」

フェイリス「そういうものニャ」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:24:43.32 ID:/ayP99QR0

後日、行かなかったことを後悔してホテルですすり泣く助手


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:18:41.33 ID:FuiFZtqk0

岡部「ま、まあ...そこまで言うのなら付き合ってやらんこともない!
集合は明日の朝10時に現地の入場ゲート前でいいか?」

フェイリス「合点承知ニャ!そうと決まれば、
フェイリスは明日の準備をするために帰るのニャ!また明日ニャ~♪」

ガチャッ...バタンッ


岡部「まさかフェイリスと一緒に行くことになるとは思わなかったぞ...」


次の日 9:30 遊園地 入場ゲート前

フェイリス「早く来すぎちゃったニャ...」

DQN「そこのカワイイメイドちゃん、僕と一緒に遊ばない?」

フェイリス「ニャ?フェイリスかニャ?」

DQN「ニャ?だってwwwwwかわいーwwwwww」

フェイリス「...」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:21:02.52 ID:FuiFZtqk0

DQN「だーいじょうぶだってwwww
かわいい子猫ちゃんはwwwwwwかわいがってあげないとねwwww」

フェイリス「ナンパをするにしても、そんなに草を生やしまくってたら誰も付いていかないニャ」

DQN「草ってwwwwwwwwマジウケるwwwwwwwww
とにかくさwwwwwww一人なんでしょwwwww一緒に行こうよwwwwwww」

ガシッ(フェイリスの手を掴む)

フェイリス「ニャ!?離すニャ!誰か、誰か来てニャー!」


9:45 入場ゲート前

岡部「少し早かったか...ん?」

待ち合わせ場所が少し騒がしいが...どうしたのだろう。

フェイリス「誰か助けてニャー!」

DQN「そんなつれないこと言わないでさぁwwwwww行こうぜwwwwww」

岡部「...!」

フェイリスがDQNに絡まれている。相手は一人。
これを持ってきてよかった...と思い、俺は未来ガジェット1号機・ビット粒子砲を手に取った。


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:23:02.59 ID:FuiFZtqk0

岡部「...動くな。手を挙げろ」

DQN「!?」

俺はフェイリスの腕を引っ張っていたDQNに背後から近づき、
背中に未来ガジェット1号機・ビット粒子砲を突き付けた。
DQNはフェイリスから手を離し、おとなしく手を挙げている。

フェイリス「凶真ぁ!」

DQN「お、おい...待ってくれよ、冗談だって...本気にすんなよ...」

岡部「ならとっととここから消えろ。そして二度とフェイリスに近づくな」

DQN「わ、わかったよ.........チッ、男がいたのかよ」

DQNはそう吐き捨てるように言うと、一目散に逃げ出していった。とんだ小心者である。
周囲からは拍手喝采が飛び交う。
そして...フェイリスが抱きついてくる。

フェイリス「凶真...ありがとニャ。凶真がいなかったら...」

岡部「べ、別にいい。それより間に合ってよかった...ん?」

一人の警備員がこちらに向かって走って来た。


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:25:33.17 ID:FuiFZtqk0

警備員「君達、大丈夫だったか?...おや?それは...もしかして銃か?」

岡部「ただのオモチャですよ。銃弾なんて入ってません」

俺は警備員にビット粒子砲を手渡す。警備員は銃を構える動作をして遊んだ後、
俺にビット粒子砲を返し、満足そうに持ち場に戻って行った。

岡部「いきなりとんでもない目に遭ったな」

フェイリス「フニャ...。でも、フェイリスはこういうドラマチックな救出劇、結構好きだニャ」

岡部「...分かったから、そろそろ離れてくれ。皆見ている」

フェイリス「ニャニャ。フェイリスはこのままでもいいニャ♪」

岡部「.........」

フェイリス「ニャンて、冗談だニャ。あんまり私の王子様を困らせるわけにはいかないニャ」

フェイリスが俺から離れる。

岡部「お、王子様!?」

フェイリス「凶真、顔赤いニャ」

岡部「ほっとけ」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:28:12.91 ID:FuiFZtqk0

10:05

俺とフェイリスは、遊園地のゲートを抜け、パンフレットを見ながら歩いていた。

フェイリス「この遊園地は、かつて大地を荒らし回り、
大地の精霊・ノームの怒りを買った人類が住んでいた場所ニャ。 ノームの裁きを受け、
平地となったこの土地に、ノームの怒りを治められるようにと願いを込めて...
この遊園地が建てられたのニャ...」

岡部「つまり、この遊園地には大地の精霊の加護が宿っているというのか...!?」

フェイリス「そうニャ。ニャから、この遊園地で悪いことはできないニャ。してしまったら最後、
この遊園地はアースクェイクによって跡形もなく崩れ去るのニャー!」


岡部「それより、どこに乗るかだ。フェイリス、乗りたいものはあるか」

フェイリス「えーと...あっ、凶真、凶真!あれに乗りたいニャ!」

フェイリスが指差したのは、パンフレットではなく、すぐ近くで稼働していたジェットコースター。
なんか一回転とか、急斜面からの降下等...恐ろしく怖そうだ...。

岡部「あ、あれに乗るのか?」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:30:33.98 ID:FuiFZtqk0

フェイリス「そうニャ。ねぇ、いいでしょ~、凶真~」

フェイリスが俺の腕をぐいぐいと引っ張ってくる。まるで子供のようだ。

岡部「くっ...」

俺は携帯を取り出す。

岡部「俺だ。今、窮地に立たされている。ああ、そうだ。
あの猫娘が機関の手先よろしく、俺の精神を揺さぶろうとしているのだ。
何ッ!?ここは耐えろだと?くっ、仕方がない。
俺のメンタルを持って、この窮地を乗り越えて見せよう。
心配するな。俺は死なん。ではな...エル・プサイ・コングルゥ」

フェイリス「凶真~!きょうまきょうま~!」

岡部「ええい、わかった!わかったから大人しくしろ!」

俺とフェイリスは、そのコースターの待ち列に向かった。


岡部「60分待ちか...」

フェイリス「人気なのかニャ。とりあえず、並ぶニャ!」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:32:38.13 ID:FuiFZtqk0

10:40

俺達は、搭乗待ち列で二列になって並んでいる。

岡部「あ、暑い...まだ乗れないのか...?」

フェイリス「凶真は白衣だからニャ。見ているだけでフェイリスも暑苦しいニャ」

岡部「だが俺は白衣を脱ぐわけにはいかん...
これは俺の狂気のマッドサイエンティストとしてのユニフォームなのだからな」

フェイリス「フェイリスで言う、ネコミミメイド服と同じかニャ?」

岡部「ああ、そうだ。貴様の普段着がメイド服であるように、俺の普段着は白衣。
白衣なししてこの俺、鳳凰院凶真は語れんッ!フゥーハハハ!」

周囲からの白い目線を受ける。まずい、うっかり叫んでしまった。
...自重しよう。

岡部「ま、まあ...実は白衣よりも、ここにいるような着ぐるみの中の方が暑いらしいぞ」

フェイリス「中の人なんていないニャ」

岡部「お前は何を言っているんだ」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:34:07.60 ID:/ayP99QR0

ちょっとまて、白衣と猫耳メイド服で遊園地きてんのかwwwwwwwwww


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:34:54.99 ID:69kHIcDB0

フェイリスちゃんちゅっちゅ!


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:35:22.99 ID:FuiFZtqk0

11:03

役員「お荷物はこのカゴに入れてくださいね~」

フェイリス「とうとう...このスペースシップに乗れる時が来たのニャ。
フェイリスは、これに乗って宇宙に行くのニャ...」

岡部「それは流石に無理じゃないのか...?」

ネコミミをカゴに預け、コースターに軽快な足取りで乗るフェイリス。
俺はと言うと、少しぎこちない足取りでコースターへ。ぶっちゃけ、怖い。
並んでいる間に聞いた乗客の悲鳴が、更に俺の恐怖心を掻き立てている。

安全バーが降り、コースターが動き出す。ギアのガタガタという音が怖い。

岡部「ガクガクブルブルガクガクブルブル」

フェイリス「凶真...大丈夫」

フェイリスが俺の手を握ってくる。

フェイリス「死ぬ時は...一緒だよ」

岡部「フェイリス...」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:37:58.51 ID:FuiFZtqk0

俺とフェイリスが見つめ合っている間に、コースターが上昇を止め、急降下を始める。

岡部「え、ちょ...も、もう?う、うおおおおおおおああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

フェイリス「キャー、キャー!」

すごい風だ。顔にかいていた汗が吹き飛ぶ。
降下するたび、心臓が飛び出しそうな感覚。

岡部「ちょ、ストップ!ストップ!死ぬ!死ぬって!うわあああああああああああああああ...」


11:16

岡部「ハァハァ...死ぬかと思った...」

フェイリス「まさか凶真がこんなにチキンだとは思わなかったニャ」

岡部「お前は終始楽しそうだったな」

フェイリス「もう、最高だったニャ!もう一度乗りたいニャ!」

岡部「もう勘弁してくれ...」


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:39:52.45 ID:FuiFZtqk0

11:20

岡部「さて...次はどこに乗るか...絶叫マシーンではないところがいいな」

フェイリス「凶真の中で一種のトラウマが出来上がったのかニャ?」

岡部「お陰様でな...」


天王寺「おう、岡部じゃねえか」

後ろから声をかけられる。

岡部「!? ミスターブラウン!何故こんなところに...」

ミスターブラウン...天王寺裕吾。
俺のラボのある大檜山ビルの家主で、ブラウン管工房という客が全然来ない店の店長である。

そのミスターブラウンは、娘である綯と手をつないでいる。
案の定、綯は俺の姿を見るなり、父の後ろに隠れてしまう。

天王寺「綯が遊園地に行きたいって言うからな、連れてってやってんだ。
それよりここ最近、おめぇは女に縁があるよなぁ。
うらやましいぜ。俺にも一人くらい紹介しろや」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:41:52.29 ID:FuiFZtqk0

岡部「仮にも娘の前でそのようなことを言い出すとは...不純すぎるぞミスターブラウン!
かつて貴方にも妻がいたのだろう!
まあ、そこの小動物が本当に貴方と血がつながっているなら、の話ですが」

天王寺「んだと?てめぇ...」

岡部「ヒッ!い、いや、あのですね、つまり私は...その、浮気はよくないぞ、と...」

綯「そういえば、私には生まれた時からお母さんがいなかった...お父さんは、本当のお父さんじゃないの?」

天王寺「へ?な、綯。違うぞ、お母さんはな...」

フェイリス「綯ニャン。お母さんは、店長さんと生き別れになっているのニャ。
お母さんは綯ニャンを産んだ後、コウノトリに綯ニャンを預け、
離れ離れになっている店長さんに託したのニャ」

天王寺「デタラメばかり言ってんじゃねぇ!綯は正真正銘本当の娘だ!
ったく、付き合ってられねえ。ほら、行くぞ。綯」

綯「う、うん。バイバイ、オカリンおじさん、フェイリスお姉ちゃん」

ミスターブラウンに手を引っ張られながら、こちらに手を振ってくる綯。
俺はその姿を見届けた。


岡部「...本当にミスターブラウンには妻がいたのだろうか」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:43:38.42 ID:FuiFZtqk0

11:40

フェイリス「凶真、ここ寄ってみてもいいかニャ?」

岡部「ああ、構わんが」

フェイリスが指差したのは、外にぽつんと立っている、土産物屋。
夢中になって、商品を物色している。

フェイリス「凶真、凶真!このネコミミ、どうかニャ?」

岡部「ん?...なッ...!」

フェイリスが試着しているのは、
この遊園地のイメージキャラクターであるらしいネコっぽいキャラの耳...のカチューシャ。
白い毛波がなんとも言えん...というか、キュンときた。

岡部「け、結構似合うではないか」

フェイリス「本当かニャ?だったら、これ買っていくニャ!店員さん、これくださいニャ~」

「...2000円」

ん?この声、どこかで聞いたような気が...


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:45:57.81 ID:FuiFZtqk0

萌郁「...3000円のお返し。...ありがとう」

フェイリス「ありがとニャンニャン♪」

岡部「おい待て、閃光の指圧師。なぜ貴様がここにいるのだ」

萌郁「...バイト」

岡部「そんなことは見れば分かる!
俺が言っているのは、なぜここでバイトをしているのかということだ!」

萌郁「...生活費のため」

岡部「身も蓋もない返事だな...」

萌郁「...カチカチカチ」

ピロリロリーン
メールの着信音。

『岡部君、デート?頑張ってね♪』


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:47:36.61 ID:FuiFZtqk0

岡部「...口頭で言え」

萌郁「...デート?」

岡部「いちいち言い直さなくていい...」

フェイリス「そうなのニャ、凶真とフェイリスはデート中ニャ!
ニャから、今日の凶真はフェイリスの恋人なのニャ♪」

フェイリスが俺の腕にしがみついてくる。む、胸の感触が...

萌郁「...頑張ってね」

岡部「ああ...ではな」

俺は、腕にフェイリスがしがみついたままの状態で土産物屋を後にする。


萌郁「...パシャリ」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:49:44.69 ID:FuiFZtqk0

12:15 レストラン

岡部「...た、高い」

フェイリス「ニャ?」

岡部「どうなっている!何故ここの食事はこんなに高いのだ!」

フェイリス「テーマパークとはそういうものニャ。ワシにも覚えがある、ニャン」

岡部「今思いつきで言っただろ」

フェイリス「ニャハハ。バレちゃったニャ。実を言うとフェイリスもちょっと驚いてるのニャ」

岡部「だがレストランは超満員だ。全く、因果な商売だな」

フェイリス「仕方がないのニャ。腹が減っては戦はできない、と言うニャ」

岡部「くっ...機関の工作に容易く引っかかるとは、俺もまだまだということか...!」

とりあえず、バーガーセットでも頼んで適当に腹ごしらえをすることにした。


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:52:09.46 ID:FuiFZtqk0

12:25

俺とフェイリスは、外のテーブルで昼飯を食べている。

Prrrrrr...

フェイリス「凶真、電話ニャ」

岡部「ああ。...俺だ」

まゆり『トゥットゥルー♪まゆしぃです』

岡部「まゆり。どうしたのだ、コスプレ仲間と遊んでいるのだろう?」

まゆり『そうだよー。でもね、昨日オカリンのお誘いを断っちゃったから、どうしてるかな~、って...
まゆしぃは心配になって電話をかけてみました』

岡部「それなら心配するな。
今、俺は遊園地で、最高に楽しいひとときを過ごしているのだからな!フゥーハハハ!」

まゆり『えーっ!まゆしぃも行きたかったなあ。ところでオカリン、一人?』

岡部「いや、フェイリスと一緒だ」

まゆり『そっかー。フェリスちゃんね、この前言ってたけど、
遊園地にはほとんど行ったことがないんだって。
だから、ちゃんとオカリンが面倒見てあげないと、ダメなんだよ~?』


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:54:16.42 ID:FuiFZtqk0

岡部「そうだったのか?とてもそうには見えなかったが」

まゆり『フェリスちゃんはね...オカリンが思っている以上に、女の子なんだよ~』

岡部「...まあ、それはなんとなくわかるが...」

まゆり『それじゃ、まゆしぃはそろそろ戻ります。じゃあね~』

ツーツーツー

フェイリス「マユシィかニャ。凶真とマユシィはいつも仲がよくて羨ましいニャ」

岡部「そう思うか?まゆりのお守りは大変だぞ」

フェイリス「お守り...」

岡部「まゆりは目を離すとすぐにいなくなるからな...」

フェイリス「ニャハハ。マユシィは無邪気だからニャー」


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:56:34.60 ID:FuiFZtqk0

13:30

フェイリス「凶真!今度はあれに乗るニャ!」

岡部「あれは何だ?船がぐらぐらと揺れているようにしか見えんが」

フェイリス「あれは、死者の魂が乗り移った、幽霊船ニャ...
興味本位で乗り込んだ哀れな人間共を、船体を大きく揺らすことで驚かせるのニャ」

岡部「ふむ...この乗り物は、20分待ちか。よし、乗るぞ」

フェイリス「やったニャー!」


同時刻 ラボ

ダル「なあ、牧瀬氏。オカリンとまゆ氏がいないラボってさ」

紅莉栖「静かね」

ダル「同意」

紅莉栖「橋田、PC使わせてほしいんだけど」

ダル「ん?また@ちゃんでも見るん?」


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 16:59:22.08 ID:FuiFZtqk0

紅莉栖「なっ...!何故それを...じゃなかった、そんなんじゃない!」

ダル「誤魔化しても無駄だお。もう既にオカリンから詳細は聞いてるし」

紅莉栖「岡部の奴...!」

ダル「...まあいいけどさ。
でもその前にフェイリスたんのブログとファンサイトをチェックするからしばし待たれよ」

紅莉栖「フェイリスさんって...ファンサイトまでできるほどの人気なの?」

ダル「フェイリスたんの数々の秘技を食らった男はことごとくフェイリスたんに落ちていったんだぜ。
僕も、【秘技・目を見て混ぜ混ぜ】を食らった時から
フェイリスたんが可愛すぎて生きるのが辛いという状態になってしまったのだぜ」

紅莉栖「へえ...」

ダル「お?珍しくファンサイトのうpろだに画像がうpされてる。しかも3枚」

紅莉栖「画像?」

ダル「うん。何かイベントでもあったのかなぁ...ってちょ、これ...」


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:00:21.77 ID:ksKQXggC0

それ以上いけない


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:01:36.70 ID:FuiFZtqk0

13:52 遊園地

岡部「うぉえ...フェ、フェイリス...」

フェイリス「ニャ?」

岡部「すまん...酔った...」

俺は今、揺れる船の乗り物...パンフレットによれば「バイキング」というものに乗っている。
ところが、これ...思った以上に酔うのだ。俺の隣でケロリと笑っているフェイリスが妙に憎らしい。

フェイリス「耐えるニャ、凶真!もうすぐ終点ニャ!」

岡部「狂気の...マッドサイエンティストとあろう男が、
なんたる不覚...!これも、運命石の扉の選択か...!」

フェイリス「こんな時にふざけている場合かニャ!
凶真が死んじゃったら、フェイリスは、フェイリスは...!」

人目をはばからずに何を言っているんだ、こいつは...
船の揺れが治まると、俺はおぼつかない足取りで、フェイリスに支えられながら乗り物を降りた。


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:03:44.91 ID:FuiFZtqk0

フェイリス「凶真、大丈夫かニャ?」

岡部「うっぷ...まだ気持ち悪い」

俺はフェイリスに背中をさすってもらっている。

フェイリス「凶真が【そっち側】の人間だったなんて、フェイリスは知らなかったのニャ」

岡部「そっち側...?」

フェイリス「酔う人と、酔わない人ニャ」

岡部「ああ、そっちか...とにかくあれは危険だ。もっと...揺れないところがいい...」

フェイリス「なら、あれはどうかニャ?」

岡部「ん?」

フェイリスが指差しているのは、恐怖の館と書かれたお化け屋敷。
お、お化け屋敷か...

岡部「ふむ、なるほどな。確かに揺れないから俺が酔う心配はないな。
更に待ち時間が0分か。...酔いが落ち着いたら行こう」


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:06:19.81 ID:FuiFZtqk0

14:40

酔いが覚めた俺は、フェイリスとお化け屋敷に入る。
ここだけ何故か別料金で300円取られた。なるほど、人がいなかったのはこういう理由か。

岡部「ふむ...薄暗くて気味の悪い場所だな」

フェイリス「凶真ぁ...怖いニャ~」

妙にわざとらしく喋るフェイリス。せっかくなので乗ってやろう。

岡部「フッ、この俺・鳳凰院凶真の前では、どんな怪物であろうと恐れをなして逃げ出すのだ!」

と、喋っているところに不意打ちのようにしてお化けが現れる。

フェイリス「にゃぁぁあ!凶真―!」

フェイリスが俺の腕にしがみついてくる。またしても胸が...というか、わざと当ててないか、コレ。

岡部「お、おい...ちょっと離れてくれ」

フェイリス「こ、怖いニャー...」

これ、まさかガチで怖がっているのか?


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:08:37.33 ID:FuiFZtqk0

岡部「ふう...思ったより短かったな」

フェイリス「そうかニャ?そんなことはなかったと思うニャ」

終始、フェイリスは俺にしがみついてキャーキャーと悲鳴を上げていた。
だから、時間の感覚などわからなかったのだろう。

岡部「だが、正直驚いたぞ。お前ほどの女がまさかの怖がりだったとはな」

フェイリス「しょ、しょうがないニャ!フェイリスは可愛いものが大好きなのニャ!」

岡部「だが、これで貴様の弱味を握ったも同然...」

フェイリス「そして、それを餌に、フェイリスに
あんなことやこんなことをするということかニャ?凶真、すっごくいやらしいニャ!」

岡部「お、おい!大きな声でそんなことを言うな!」

「―――いやらしいことだって」
「―――あんな小さい女の子に...」
「―――リア充氏ねよ...ブツブツ」


やばい。周りからの注目を集めている。さっさと逃げよう。
やはり、フェイリスには勝てる気がしない。


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:11:30.65 ID:FuiFZtqk0

15:00

岡部「はあ、はあ...ぜえ、ぜえ...」

フェイリス「凶真、そんなになるまで走ることニャいのに~」

岡部「お前のせいだろ...」

フェイリス「ニャニャ?もしかして図星だったのかニャ?」

岡部「違う!絶対に違うぞ!」

フェイリス「ニャフフ。必死なところがまた怪しいニャ♪」

岡部「で...これからどこへ行くか。時間的に、混んでいる乗り物には乗れないが」

フェイリス「なら、最後に観覧車に乗るニャ。ほら、待ち時間20分ニャ!」

岡部「そうだな...ん?」

フェイリスに白衣の裾をつかまれる。

岡部「フェイリス...どうした?」


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:13:32.59 ID:FuiFZtqk0

フェイリス「凶真。聞いてほしいことがあるニャ」

岡部「何だ?」

フェイリス「実はフェイリスは、遊園地には一回しか行ったことがないニャ」

まゆりもそんな感じのことは言っていた。

フェイリス「小さい頃、パパと一緒に行って...何に乗ったか、
とかはよく覚えてないんだけど、パパと一緒にいられるだけで楽しかったニャ」

岡部「...」

フェイリス「パパが死んじゃってからは、あの楽しい思い出が...蘇るようで、
思い返すだけで泣いちゃってたから...あまり行きたいとは思わなかったニャ」

岡部「それで...何故今日は俺についてきたのだ?」

フェイリス「何故か、分からニャいけど...凶真となら大丈夫だ、って...
そう思っている自分がいたニャ。きっと、凶真と一緒にいると、安心するからかニャ。」

岡部「何故俺と一緒だと安心するのかは分からんが...言われて悪い気分はしないな」

フェイリス「ニャフフ。大好きニャ、凶真」

岡部「な...!か、からかうな!そうだ、観覧車だったな?行くぞ!」

俺はフェイリスを置いて走って行く。いきなりなんてことを言い出すのだ...


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:13:46.66 ID:5BvC+d0RO

若い男女が二人で観覧車、か......


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:16:50.49 ID:FuiFZtqk0

15:15

観覧車の待ち列にいるのだが、ヤバい。
さっき投下された爆弾発言のせいで、フェイリスとまともに顔を合わせられない。
それに加え、待ち列や乗客がカップルばかりだ。
これは、もしかして...もしかすると...
考えれば考えるほど心臓の鼓動が早くなっていく。

フェイリス「凶真、汗がすごいニャ」

フェイリスがハンカチを差し出してくれた。
ハンカチで顔の汗を拭きとる。

岡部「た、助かる」

フェイリス「凶真、緊張してるニャ?」

岡部「そそそそんなことは...ないぞ」

フェイリス「...やっぱり緊張してるニャ」

俺の目を見て...確信したかのように言う。
チェシャ猫の微笑みを使ったのか。

岡部「やっぱり、お前には勝てないな」

フェイリス「ニャニャ。当然だニャ♪」


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:19:04.36 ID:FuiFZtqk0

15:30

20分の待ち時間を経て、俺とフェイリスは観覧車に乗る。
中からは外の様子が一望できる。

フェイリス「いい眺めだニャ~」

岡部「そうだな」


フェイリスが、ふいにネコミミを外す。

フェイリス「ねぇ、凶真...」

岡部「ん?」

フェイリス「凶真って、メイクイーンでも結構話題に出るんだよ」

岡部「話題...?」

フェイリス「うん。本気かどうかはわからないけど、凶真のことを好きだって言う人もいる」

岡部「何だ...おれは少女漫画の中に出てくるイケメン男子か?」

フェイリス「もう...真剣に話してるのに」

岡部「すまん...」


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:20:43.03 ID:FuiFZtqk0

フェイリス「私、その時...凶真を渡したくないって思っちゃった」

岡部「俺を...?」

フェイリス「うん。私...」

この流れ、まさか―――

フェイリス「凶真のことが、好きだって言ったでしょ?」

岡部「あ、ああ...」

フェイリス「...それ、冗談で言ったわけじゃないから...」

岡部「!?」

フェイリス「あとは、朝...私を助けてくれた時に言った、『王子様』って言葉。
あれも、本気なんだよ...?」

今の言葉の意味を理解するのに数秒かかった。
とどのつまり、告白。
あの言葉はガチだった。そういうことか。


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:22:46.34 ID:FuiFZtqk0

フェイリス「私、ラボへ行った時も...
凶真の周りには女の子がいて...私、嫉妬してたのかも...
でも、自分の気持ちを伝えたら、スッキリした。ありがとう、凶真」


フェイリスが俺にニコリと微笑む。
その微笑みは、悲しみが混ざっているような...そんな感じにも思えた。
俺はそのフェイリスに、愛おしさを感じてしまった。

このままでいいのか...?
もし、このフェイリスが他の男に取られるとしたら。
今、俺の目の前にいるフェイリスが、今日限りの存在だとしたら。
それはとても嫌なことだと...そう思ってしまった。

その時点で、俺はフェイリスに魅入られていたのだ。
だとしたら、答えなんて...一つしかない。

岡部「嫉妬なんて、しなくていい。その程度でスッキリされても困る」

フェイリス「え...?」

岡部「俺も、記憶が曖昧でよく思い出せないが...
俺が独りで苦しんでいる時...ずっと傍で支えてくれた存在が...いたような気がする」

フェイリス「独りで...苦しんでいる時...?」

岡部「ああ...その存在と言うのが...フェイリス。お前だ」


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:25:11.73 ID:FuiFZtqk0

フェイリス「わ、私が...?」

岡部「だ、だからその...これからお前は...俺の恋人という試用期間を経て、
いずれは俺の専属メイドとなるのだ。
こうなってしまっては、もう俺の手からは逃げられないぞ!
この狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真からはな!フゥーハハハ!」

ついつい出てしまう、厨二病。
フェイリスは、自分をさらけ出して...告白してくれたと言うのに。
俺は照れ隠しに鳳凰院の仮面を被る。
なんてチキンなんだよ、俺は...

フェイリス「それって...」

岡部「あ、ああ...その...なんだ...お、俺も...フェイリスが...好きだ」

ああ言ってしまった以上、改めて「好き」と言わなければいけないような気がした。
それを聞いたフェイリスは、目に涙を浮かべながらも、微笑んで。

フェイリス「凶真...ありがとう。...大好き」

と、言ってくれた。
俺は、そのフェイリスを抱きしめ、胸を貸した。

フェイリス「ねえ、凶真...キス、してくれる?」


68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:27:41.44 ID:FuiFZtqk0

岡部「い、いきなりか!?」

フェイリス「うん...ダメ、かな?」

ダメなわけがない。むしろしたい。すごくしたい。
だけど、付き合ってまだ10分も経っていないのに...キ、キスだと...?
俺の頭が更にこんがらがってきた。

岡部「い、いいだろう。お前が俺と契りを交わしたいと言うのなら...
俺は、それを...う、受けるしかあるまい」

契りと言って自分の頭を強引に誤魔化した。
フェイリスは、ちょっともじもじしながらも、目をつむって...俺に顔を近づけてくる。
そして、俺とフェイリスの唇が触れる。

フェイリス「んっ...」

フェイリスの唇が柔らかい。頭がとろけそうになる。

フェイリス「これから、私と凶真は、ずっと一緒にいられるんだよね」

岡部「ああ...そうだ。フェイリス、俺とお前はずっと一緒だ」

フェイリス「ねえ、凶真...」

岡部「ん?」

フェイリス「留未穂って、呼んでほしいな」


73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:30:52.60 ID:FuiFZtqk0

岡部「...留未穂」

フェイリス「凶真...」


それから、俺とフェイリスは、観覧車が一周するまでの間、抱き合い...口付けを重ねた。
その時間はとても至福で。ずっと時間が止まっていればいいのにとすら思えた。


16:10 出口

フェイリス「今日は楽しかったニャ~」

岡部「ああ、そうだな」

観覧車であんなことをしたとは思えないほどの切り替えの早さ。
やはりこいつにはつかみどころがない。

フェイリス「...凶真」

岡部「なんだ?」

フェイリス「私、その...凶真と、恋人同士になれたんだよね」

顔を赤らめるフェイリス。この可愛さは反則だろ...

岡部「あ、ああ...そうだ。これからは二人きりの時は留未穂って呼ぶからそのつもりでいろ」

フェイリス「...うん」


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:32:53.42 ID:FuiFZtqk0

俺達は、互いに緊張しながらも、帰路についた。
この幸せが、もっと続けばいいな...


18:30 ラボ

ガチャッ

岡部「フゥーハハハ!狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真、ここに帰還!」

まゆり「あっ、オカリン!おかえリン♪」

紅莉栖「...なんだ岡部か」

ダル「...」

なんだ、このとてつもなく重い雰囲気は...

岡部「な、なあ...まゆり。ダルとクリスティーナはどうしたと言うのだ?」

まゆり「えっとね、オカリンとフェリスちゃんが、いちゃついてるー!って、騒いでたよ~」

岡部「...へ?」


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:35:06.98 ID:FuiFZtqk0

ダル「オカリン。僕は今まで、オカリンは味方だと思っていた。
だが、今回のことに限っては、敵と見なさざるを得ない」

岡部「ど、どどどどどどどどどういうことだダル」

ダル「ネタは挙がってんだよー!これどういうことか説明汁!」

ダルが見せてきたのは、俺がフェイリスと遊園地で一緒にいるところが写された、3枚の画像だった。
どれも、フェイリスが俺にくっついて歩いているシーンだった。

岡部「いやいやいや、誰だよこれ撮ったの!閃光の指圧師くらいだぞ!こんなことをするの...ハッ!」

俺の頭に電流走る。
そういえば、あいつはあの遊園地でバイトをしていた...
くそっ、やられた。あいつか、ダルに写真を流したのは...

ダル「ほら...牛丼食うか?」

岡部「...いただきます」

ダル「食ったら全部話せよ」

岡部「うん」

まゆり「あ、そういえばねー、ブラウン店長さんが、『岡部に会ったら、家賃5000円値上げな』だって~」

岡部「えっ」


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:36:11.80 ID:ksKQXggC0

牛丼ワロタ


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:37:48.65 ID:FuiFZtqk0

それから、俺はダルに全てを話した。
俺がフェイリスと遊園地へ行っていたこととか、
フェイリスと付き合い始めたこととか。

ダルも最初は頭を抱えていたが、何故か俺とフェイリスの仲を認めてくれたどころか、全力で応援された。
その後...

紅莉栖は、@ちゃんねるに「鳳凰院凶真アンチスレ」を立て、一日中張り付いている。
まゆりはいつもと変わらず、ラボでニコニコしている。
ルカ子からは花束を贈られた。
泣きながら俺達の仲を祝福してくれたルカ子の頭を俺はそっと撫でてやった。
萌郁は...写真をファンサイトにアップロードしたことで、
何者か(本人曰くピンクの悪魔)にしょっぴかれたらしく、最近妙におとなしくなった。
いや、元々おとなしかったけど。

家賃が上がった原因をミスターブラウンに問い詰めたところ、
「お前が綯に誤解を与えたせいで、説得するのがどれだけ大変だったと思ってんだコラ」だそうだ。
全くもって意味不明である。

他に変わったところと言えば、フェイリス...留未穂がラボに遊びに来る頻度が増えたこと。
俺と留未穂は相変わらずラブラブ(と言うと恥ずかしいが...)である。

これも運命石の扉の選択か。
エル・プサイ・コングルゥ...


おしまい


81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:39:57.95 ID:VJDaB9VW0

クリスティーナ......



93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/15(金) 17:48:24.47 ID:3MJoPTsP0


次も期待するのが運命石の選択。

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