リヴァイ「全く、うるせぇ奴等だ」


1: ◆uSEt4QqJNo 2015/12/25(金) 21:30:08 ID:0f/2vn5E



ふっ、と吐いた息が白い。随分と寒くなってきた。リヴァイはそう感じ寒々とした外を見遣った。
もう年の瀬も近いこの時期、皆がうるさくなる。

今年も集まって飲むから絶対忘れるな。

面倒臭がってすっぽかすなよ。

あと○日後だからな。

本当にうるさい。お陰でここ数年、リヴァイは己の誕生日を忘れたことがない。いや、忘れさせてくれない。
感謝すべきなのだろう。祝ってくれる仲間がいることに。

だが如何せんうるさい。何日も前から毎日言われるのだ。リヴァイは辟易していた。
ここに来て始めの1、2回を逃げようとしたことが尾を引いているのかもしれない。

あんな昔のことなど引きずるな、と知らず舌打ちをした。



2: ◆uSEt4QqJNo 2015/12/25(金) 21:31:00 ID:0f/2vn5E



そして今日も今日とて声を掛けられる。
騒がしい食堂に入ろうとすると中から髭面のやたらでかい男が行く先を塞いだ。


「リヴァイ、25日は空けておけよ。立派なパーティーを開いてやる」

「何がパーティーだ。酒を飲みたいだけだろうが」

「そう言うな、ゲルガーが楽しみにしている」

「酒好き野郎じゃねぇか」

「奴だけじゃない」

「やはり俺は酒の肴か」


喧騒を背に少々声を大きくしたミケに確認され、リヴァイは悪態で返す。
ミケは悪態を気にも止めず話が終わると肩を叩いて食堂を後にした。

リヴァイはそれを流してざわついている食堂へと足を踏み入れた。


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