上条恭介「幻想御手?」【4】



関連




400 : 以下、名... - 2015/10/30 20:55:00.25 MP+sbPTio 396/620

―――
――

~~仁美の病室~~


さやか「仁美!!」ガラッ

仁美「......ノックぐらいなさってくださいな、さやかさん」クス

さやか「...仁美」ガララ ...パタン

仁美「なんだか本当に久しぶりに顔を見た気がしますわ...、痩せましたね」

さやか「......」

恭介「(コンコン)志筑さん、上条です」

仁美「どうぞ」

ガラ... ペコ スタ...

恭介「調子はどう?」

仁美「大丈夫です。さっきに比べたら元気になっているのを感じていますから。

......鹿目さんたちから聞きましたけど早乙女先生はまだ意識が戻ってないんですね」

恭介「...うん」

401 : 以下、名... - 2015/10/30 20:59:01.20 MP+sbPTio 397/620

さやか「...あたしがいれば」

仁美「まったくですわ。さやかさんにはちゃんといてもらわないと困ります。

雌伏はあっても一時ですわよ、正義のヒーローは」

さやか「......」

恭介「志筑さん、助けてくれてありがとう。

...あそこで志筑さんがやつとの間に入ってくれなかったら、

もっと大変なことになってたかもしれないんだ。僕のせいで......」

仁美「......わたしには何も見えませんでしたけど。

上条くんはその手の向こうに視えていたんですか、あの時......」

恭介「(コク)それに鹿目さんたちに見えていたってことは、

あいつらは鹿目さんたちが倒すべき存在なんだ」

仁美「あなたも見えるということは...、上条くんはさやかさんの側の人間なのですね」

恭介「うん。そうなんだと思うし、そうありたい」

仁美「――上条くん。さやかさんをお願いしますね」

恭介「(コク)任せてくれ」

仁美「(コク)さやかさんも。

わたしじゃ上条くんのお役に立てそうにありませんし、身がもちませんわ」ニコ

さやか「仁美」

仁美「好きで横から入ったことです。好きに退かせていただきますわ。

一般人として及ぶかぎり力になりますけど。

...そうやって自分を責めてばかりの似たもの夫婦にはのんきな友人も必要でしょうから」

さやか・仁美「......」コク

仁美「ではそろそろ...」

恭介「......すこしでも元気になってよかったよ。じゃ」スタ...

仁美「上条くん、ありがとうございました。

わたし達は久しぶりですしもう少し...」チラ

さやか「うん」

仁美「では下でコーヒーを買ってきてくださいます? さやかさんのおごりで」ニコ

さやか「は? 仁美、コーヒーなんか飲んで大丈夫なの?」

仁美「はい。積もる話もあるでしょうからぜひっ」

さやか「てゆーかなんであたしのおごりなのよ」

仁美「それは今までのぶんですわっ」

さやか「へぇ、わかりましたよ」

続きを読む